2023年2月17日から月刊ウルトラジャンプにて連載開始となったジョジョの第9部「The JOJO Lands(ジョジョランズ)」。
本記事では「The JOJO Lands(ジョジョランズ)」の第12話のあらすじを紹介しています。気軽にスマホでジョジョランズの物語を読みたい方は、是非最後までご覧ください♪
ちなみに前回の第11話のあらすじについて知りたい方は、以下のリンク先からご覧ください♪
第10話以前のストーリーを知りたい方は、第1話、第2話、第3話、第4話、第5話、第6話、第7話 、第8話、第9話、第10話のあらすじを知っておくとより楽しめる内容になっています。
▶第1話 あらすじ◀
▶第2話 あらすじ◀
▶第3話 あらすじ◀
▶第4話 あらすじ◀
▶第5話 あらすじ◀
▶第6話 あらすじ◀
▶第7話 あらすじ◀
▶第8話 あらすじ◀
▶第9話 あらすじ◀
第12話では、ジョディオたち一行が岸辺露伴の別荘から持ち出した“溶岩(ようがん)”を狙う、謎のスタンド使い「塵(ちり)の男」が仲間に加わり、無事にメリル・メイ・チーのボスの元へ帰還した場面が描かれています。
第12話 あらすじ
第11話の格闘シーンから場面は一転。
ジョディオ一行は、リゾートカイルア・コナから東方にそびえ立つハワイ島のファラライ山を眺めながら、空港に向かっています。
▼ファラライ山は、ハワイ島を代表する有名な5つの火山のうち、キラウエア、マウナロに続くハワイ島三番目の活火山、実在します。
第12話は、そのファラライ山に悲しい想いを馳せる、“ある男”の回想シーンから始まります。
塵(チリ)の男の悲しい過去
“その男”は過去に、実の弟をファラライ山で喪ってしまっていました。
▼弟のマウカと一緒に、ファラライ山でトレイランドしていた時のこと。
▼ついさっきまで楽しそうに後ろを並走していた弟のマウカが、突然マウンテンバイクと靴だけを残し姿を消します。
弟が乗っていたマウンテンバイクだけが走り抜ける..
そんな奇妙な出来事に、兄である“その男”は、何が起きたのか見当もつかない様子。
突然姿を消した弟 マウカの名前を呼ぶ“男”…
▼それは溶岩(ようがん)を狙ってジョディオたちを攻撃した、あの塵(チリ)の男でした。
焦る塵(チリ)の男。ふと足元をみると、火山の地表から「チョロチョロ」と水が染み出ているのを目の当りにします。
奇妙なことに、姿を消した弟 マウカの足が、溶岩の裂け目の穴から覗いているのを発見。
溶岩の裂け目からは確かに、『にい…さん…』という弟 マウカの声が聞こえる塵(チリ)の男は動揺しながらも…
しかし、何もできないまま、弟マウカは、溶岩の裂け目の向こう側で、水に流されていってしまいます。
塵(チリ)の男の名は“チャーミングマン”
空港に無事到着したジョディオ一行。
一時は溶岩(ようがん)を狙い、ジョディオたちにスタンド攻撃を仕掛けてきた“塵(チリ)の男”でしたが、
今となっては仲間となり、一緒に空港のソファーでくつろいでいます。
ジョディオは無口な“塵(チリ)の男”に声をかけ、音楽の趣味で会話が弾んでいるところに、パコが加わり、塵(チリ)の男が『チャーミングマン』という名前であると分かります。
▼塵(チリ)の男は『チャーミングマン』。
塵(チリ)の男の名前が「チャーミングマン」と分かったところで…
『なぜ溶岩(ようがん)を監視するようなことが必要だったのか?』という問いをパコがチャーミングマンにぶつけます。
チャーミングマンは「溶岩」について語り始めます。
ジョディオたちから奪い取ろうとしたその溶岩の『破片(はへん)』が、
ファラライ山のある場所で、“溶岩チューブ”と言われる、溶岩の裂け目から湧き出た水から流れ出たモノ
ということ。
さらに、その溶岩の破片を「溶岩チューブ」で拾い、別荘に持ち帰ったのが「岸辺露伴(きしべ ろはん)」であり、「溶岩」の特性を調べていたことを観察していたのだと言います。
そして、その溶岩でジョディオたちが“金持ちになることを望んでいる”ということを知ったチャーミングマンはジョディオへこう言います、
“それは無理だね”
さらにチャーミングマンは、金持ちになることが目的で溶岩に興味をもつジョディオたちにこう言います。
(溶岩で金持ちになれない)
ということが分かるのは…
それぞれが脱落する時だろう…
チャーミングマンが放った言葉は、ある意味、ジョディオたちへの『忠告(ちゅうこく)』にも捉えられる内容であり、溶岩を手にした責任と宿命、そしてこれから繰り広げられる物語の過酷さを物語っているように思えます。
そうこうしながらも、ジョディオたち一行は、オアフ島へ向かう飛行機に乗り、帰国します。
戻ってきた“高級腕時計”
ジョディオとパコがチャーミングマンから「溶岩」の情報を聞き出している一方で、
そんな折、ドラゴナとウサギに近寄ってくる物売りの男が差し出したのは、あの“高級腕時計”でした。.
結局、数十万ドルするその高級腕時計は、金目のモノを引き寄せる「溶岩」をもつドラゴナの元へ、たったの30ドルで戻っくることに。
溶岩チューブの謎と“岸辺露伴”
再び、チャーミングマンの回想シーン。
ファラライ山でトレイランド中に突然姿を消した弟マウカを捜索してもらうため、警察を呼んだチャーミングマン。
ところが警察は、そもそも水が一度も流れたことのないファラライ山で、弟が水に流されてしまった…というチャーミングマンの証言を信じることができないばかりか、過去に警察官を負傷させた経歴をもつチャーミングマンの話に一切耳をかさず、捜索を打ち切ってしまいます。
警察から弟の捜索を打ち切られてしまい絶望するチャーミングマン。あの時確かに見た「水」は一滴もも当たらず、消息を絶ってしまった弟マウカはついに戻ってきませんでした。
ファラライ山で途方に暮れているチャーミングマンでしたが、弟マウカが姿を消した溶岩チューブのちょうど真下で、紙幣を地面にばら撒く奇妙な“男”を発見します。
▼地面に無造作にばら撒かれた紙幣は、不思議なことに、ばら撒かれた方向とは真逆の、ある一点の場所に引き寄せられるかのように集まっていきました。
紙幣をばら撒いた“その男”は、地面に落ちた紙幣の下から『溶岩の破片(はへん)』を取り出し、カメラに収めています。
その男の奇妙な行動、そしてその男が持つ『溶岩』に、チャーミングマンは興味を魅かれます。
弟が落ちた溶岩チューブ
↓
ファラライ山の立入禁止区域
(私有地)
↓
紙幣を引き寄せる溶岩?
弟マウカが姿を消したことと、男が手にした「溶岩」には、何かしらの因果関係があるのではないか?
そう考えたチャーミングマンは、その溶岩を手にした“男”=岸辺露伴(きしべろはん)を観察することを決めたのでした。
メリル・メイ・チーの陰謀
600万ドルのダイヤを依頼主であるメリル・メイ・チーの元へ無事に届け、約束の分け前を受け取り喜ぶジョディオたち。
ところが、盗まれたダイヤに関して、警察沙汰にも、ニュースにもなっていない事に、勘の鋭いボス メリル・メイ・チーは、ジョディオたちが何か隠しているのではないかと問い詰めます。
ドラゴナは、“話をすれば長くなる…”と言いつつも、メリル・メイ・チーがさっき金庫にしまったはずのダイヤが、今まさにメリル・メイ・チーの手の中に戻っている現象のことだと説明します。
金庫にしまったはずのダイヤがなぜ自分の手の中に戻っているのか….
見当もつかないメリル・メイ・チーは、早速なにか企んでいるように、ドラゴナたちに詳しい説明をするように指示します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ジョジョランズ第12話のあらすじをまとめてみました。
ジョジョランズ 第12話では、仲間となったチャーミングマンが、なぜ「溶岩」をジョディオたちから奪おうとした理由が、ファラライ山の溶岩チューブで弟マウカを喪ってしまった深い悲しい過去と、そこで奇妙な行動をとる岸辺露伴との出会いに関係している回想シーンとともに、無事にダイヤを依頼主に届けたシーンが描かれています。
この続きは第13話をご覧ください。