パコ・ラブランテスのスタンド能力は 、パコ自身の超人的な“筋肉”を利用した「THE ハッスル」。
本記事では、ジョジョ第9部「The JOJO Lands(ジョジョランズ)」の主人公 ジョディオの仲間であるパコ・ラブランテスの気になるスタンドと、そのスタンド能力を分かりやすく解説したいと思います。
なお、この記事はジョジョ歴35年、小学生のころから荒木飛呂彦 氏の大ファンである筆者(46 歳)が、ジョジョの魅力を世代を超えてお伝えしたい一心で、“The JOJO Lands”の物語を分かりやすく紹介していくことを目的として執筆しております。
▶全話 あらすじ◀
パコ・ラブランテスのスタンド
ジョジョの奇妙な冒険の第9部にあたる『The JOJO Lands(ジョジョランズ)』に登場するパコ・ラブランテスは、主人公 ジョディオ・ジョースターより4つ年上の19歳の青年。
19歳ではありますが、高校を何らかの理由で1年留年していて、現役の高校生です。
パコは謎の人物 メリル・メイ・チーに雇われている密売や窃盗を行うギャングで、メリルの「指令」を受けて、主人公 ジョディオと行動を共にします。
気になるパコのスタンド能力ですが、高校生とは思えないほど隆々とした、パコの『筋肉』そのものになります。
スタンド名は
『THE ハッスル』
あるときは腕の筋肉で財布を掴んだり、
第4話では背中の筋肉で岸辺露伴を天井に宙吊りにしたり、
第7話でも同じく背筋を使って、木によじ登りジョディオを助けたり。
その全てはパコ自身の筋肉のスタンド『THE ハッスル』がなせる能力です。
そのため、ジョディオやジョディオの兄「ドラゴナ・ジョースター」、そして「ウサギ・アロハロエ」のような、自分自身の肉体と分離したスタンドとは異質な能力であることが、パコ・ラブランテスの『THE ハッスル』の特徴でもあります。
▲ドラゴナのスタンド「スムース・オペレイターズ」。
▲ウサギのスタンド「THE MATTI KUDASAKI」。
このように、スタンド自体は、本来 各スタンド能力者の本体とは切り離されたものが多いのですが、パコの場合は、本人の肉体そのものがスタンドである点が他のスタンド能力者とは異なり、それゆえの「弱点」があることがみえてきます。
次の章では、パコ・ラブランテスのスタンド「THE ハッスル」の弱点について詳しく解説しています。
スタンド『THE ハッスル』の弱点
パコ・ラブランテスのスタンド『THE ハッスル』の弱点はまだ明らかになっていませんが、パコの肉体そのものがスタンド能力であることから、その弱点は容易に想像できます。
- 遠隔操作ができない。
- 攻撃ができない。
【弱点その1】遠隔操作ができず、必ず敵の目の前に姿を現さなければならない。
ジョディオやドラゴナ、そしてウサギのスタンドの場合、遠隔操作で、敵を混乱させたり攻撃することができるため、相手に気づかれずに敵を倒すことが可能です。
ところが、パコ・ラブランテスのスタンド「THE ハッスル」の場合、THE ハッスルそのものが、パコの“肉体(=筋肉)”であるため、能力を発揮するときは、必ず敵の目の前にパコ自身 姿を現わす必要があります。
つまり、パコのスタンド THE ハッスルの弱点は、スタンド本体である『パコ自身が必ず敵を目の前にして、対峙しなければならない点』にあります。
【弱点その2】直接的な攻撃ができない
パコのスタンド「THE ハッスル」は、パコ自身の肉体(=筋肉)になります。
そのため、自分の肉体(=THE ハッスル)を使って、物を掴んだり、壁や木によじ登ったりすることはできても、攻撃する能力はありません。
つまり、パコのスタンド「THE ハッスル」は、例えば飛んできた銃弾の弾を受け止める、敵スタンドの打撃的な攻撃からパコ自身を守るといった、主に『防衛的能力』に優れていて、相手を傷つける能力は得意ではありません。
THE ハッスルの能力を使ってパコ自身の筋肉を強化することで、パコの拳で相手を攻撃することは可能だとしても、相手からの攻撃を直に受けるというリスクが付きまといます。
“攻撃型のスタンドはない”という時点で、パコのスタンド「THE ハッスル」は、他のスタンドに比べて地味で見劣りするかもしれません。
まとめ
本記事では、ジョジョ第9部「The JOJO Lands(ジョジョランズ)」の主人公 ジョディオの仲間であるパコ・ラブランテスのスタンド「THE ハッスル」の能力とその弱点について分かりやすく解説してみました。
その他にも、ジョジョランズに登場するキャラクターやそのスタンド、そして全あらすじについて詳しく解説していますので、興味ある方はぜ本ブログをご覧ください。